「元気にしてた?」
梅干しの赤じそを注文するために
馴染みのaさんに半年ぶりのお電話を掛けた時の第一声。
しばらくお電話しなかったから、何て話そうかなぁ。。という私の心配をよそに、
間を開けず、aさんから気遣っていただいた。
一瞬の内に半年間の空白の時間が縮まる。
aさんの温かなお気遣いに感謝の思いが深まりました。
後日、注文しておいた赤じそを受け取りに伺うと、
「はい。これも持っていってね」ととっても美しい花束をいただきました。
何も言えないまま蕎麦屋を退職してしまっていた私の事情を気遣い、準備してくださっていたのです。
「畑にできた花だから、気にしなくっていいのよ」
「家にいるんだったら、いつでも遊びに来てね」
とaさんが優しく声をかけてくださる。
自宅に持ち帰り、花を飾る。
じっと眺めて、心で花を食べました。
心がジーンあったかくなり、元気が湧いてくる。
私もいつかaさんのようになれたらいいな。
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