対馬を脅かす危険な外来生物とは?
今年は例年に比べて、蜂刺傷による救急搬送が増えているそうです。
対馬では特定外来生物に指定されている『ツマアカスズメバチ』による被害も発生しているそうです。
学名:Vespa velutina
原産地:中国、台湾、東南アジア、南アジア
形態:体は全体的に黒っぽく腹部の先端がオレンジ色。
女王30mm、オス24mm、働きバチ20mm前後
●主に昆虫(ミツバチを含む)を捕食します。
●樹木の高い位置に営巣することが多いのが特徴です。
●在来のスズメバチよりも、大きな巣を作ります。
●長径1mに達することもあります。 (環境省資料より転載)
散歩で遭遇した蜂はもしかしてツマアカスズメバチ? 面白い動きをしてるから動画をとっていたら、いきなり攻撃されてしまいました。。。😭
羽音が鳴るので、苦手な方はお気をつけ下さい。
蜂さん。撮影許可も求めずに撮ってしまってごめんなさい😢
ツマアカスズメバチは、環境適性が高く、繁殖力も強いため、人身への刺傷被害や対馬の生態系に与える影響が懸念されており、対馬市と環境省が協力して防除対策を実施しています。
ご存知の方も多いと思いますが、対馬は日本で唯一、西洋ミツバチがおらず、日本ミツバチしか生息していない島。
昔から丸太をくり抜いた自家製の巣箱を使って、各家庭で養蜂が盛んに行われてきました。
↑蜂洞
特定外来生物『ツマアカスズメバチ』はミツバチを捕食するため、貴重な日本ミツバチの養蜂に大きな被害が出ているのです。
日本ミツバチが蜂洞から連れ去られて行ってしまう瞬間をとらえた動画のリンクはこちら↓
https://www.instagram.com/reel/CTO3gYUDvvf/?utm_medium=copy_link
対馬ではさまざまなニホンミツバチの保全活動の取り組みがされておりますが、
貴重な対馬の蜂蜜を取り扱っているコノソレは「対馬市日本ハチミツ部会」さんのお手伝いをさせていただき、保全と調査活動に取り組んでおります。
ニホンミツバチの養蜂について日々研修を重ねています。
私たち対馬コノソレも、運営のお手伝いをさせていただいていますので、私たちが取り扱うはちみつは、すべて日本ミツバチ部会の部会員さんの採取した蜂蜜です。
全島の養蜂家の蜂蜜を取りまとめておりますので、対馬中の様々な地域のはちみつが手に入ります。1本1本糖度を測り、糖度77%以上の品質基準に合うもののみを、
生産者ごとに混ぜることなく分けて管理しています。
非加熱でびんづめしていますので、お届けするはちみつには天然酵母が生きています。対馬でも年々減少している二ホンミツバチの貴重なはちみつを守るため、
私たちは対馬市二ホンミツバチ部会のみなさまと全国のミツバチ研究者とともに、
収益の一部は、対馬のニホンミツバチの保全活動に使われています。ミツバチの暮らせる自然は宝物です。 (コノソレHPより引用)
2021年の対馬産巣蜜の採取の様子はこちらのリンクから↓
匠の技が光っています。
今年も美味しいハチミツが食べれますように。。。♡
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最後まで読んでくださってありがとうございます。