自然派ショップ「コノソレナチュラルファクトリー」スタッフブログ

野生のツシマヤマネコと目が合ったよ

 

 

先日、対馬島内の「峰町三根」を夜間に車で移動中、1匹の小さなネコが飛び出してきました。

 

 


ドライバーのs君はスピードをさほど出していなかったため、ゆっくり止まると、

しっぽが太めで顔にはっきりたて模様が確認出来、おそらくツシマヤマネコだったと思われます。(一瞬の出来事だったため、写真に収めることができませんでした。すみません💦)

 

 

 

わずか1、2秒でしたが、野生のツシマヤマネコを停車してあれほどしっかり見れたのは初めてでした。

 


しかもはっきり目が合いましたよ↓

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こんな風にこちらを見ていましたから。(思い出して描いてみました。。。ワイルドだね)

10年以上対馬にいても野生のツシマヤマネコに普段出会えることは稀です。

さすが天然記念物。

 

 

 

 


今年度に入ってからはツシマヤマネコの交通事故は5件発生しているそうです。

1、2件目の事故は8月4日に上県町佐護と上対馬町舟志で起きており、佐護ではオスの成獣が、舟志ではメスの成獣が交通事故で死亡しています。

 


3件目は10月22日に上対馬町一重から小鹿間で今年生まれた亜成獣のオス(トラ吉)が交通事故に遭いましたが、幸いにも保護され、現在治療中(骨盤骨折)とのこと。

 


4、5件目は11月6日に上県町佐護、峰町三根で起き、佐護では亜成獣のメスが。三根では亜成獣のオスが交通事故で死亡しました。↓

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私たちが今回目撃した「三根」はすでに去年の11月に死亡事故が発生していた場所だったようです。

 

 

 

 


冬はツシマヤマネコが動きまわる季節で、事故発生件数が増加するそうです。

ドライバーのみなさん、夜間から早朝の運転には特に注意して参りましょう。

 


もしも、ツシマヤマネコを車で轢いてしまっても、故意でなければ罪に問われることはありません。

すぐに保護センターへ連絡することができます。

弱っているヤマネコに気づいた時にも電話をかけることができます。

 


対馬野生生物保センター↓

http://kyushu.env.go.jp/twcc/

 


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最後まで読んでくださってありがとうございました。