今年の4月から小学校に通い始めた近所のa君。
先日久しぶりにa君にお会いしました。
「今からどこ行くと?」a君がs君に声をかけています。
「スーパー行くよ」と呟くs君。
「ふーん。。。僕ね、クワガタ持ってるよ」
s君とa君は出会うと虫の話でいつも会話が弾んでいます。
夏休みの絵日記や自由研究はクワガタをテーマに選んだかな。
ほっと一安心。
ところで、本日はクワガタではなく、カブトムシ。
カブトムシの幼虫が土に潜る時、実はでんぐり返しを繰り返すように回転しながら穴を掘っているそうです。
カブトムシの幼虫は土の中で暮らし、エサとなる腐葉土などを求めて穴を掘ります。
ただ、足は短く頭の先は丸っこく、体は太め。
穴を掘るのには向いていないように見えます。
「穴を掘るのに不向きな形だからこそ、何か効率的な方法で潜っているのでは」と考えた研究者が、今回カブトムシの幼虫の潜り方を観察することにしたそうです。
研究者はさまざまな実験を繰り返し、最終的に短く切った紙ストローを敷き詰めて、幼虫が潜る様子を側面からはっきりと捉えることに成功しました。
研究者の方の着眼点、納得されるまで実験を繰り返す粘り強さに敬意を感じます。
そして、でんぐり返しをしながら確実に下へ下へ潜っていくカブトムシの幼虫君。
真っ暗な中、クルクル回ってどうして下が分かるのでしょう。。。
生き物の不思議は続きます。
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最後まで読んでくださってありがとうございました。