自然派ショップ「コノソレナチュラルファクトリー」スタッフブログ

花おりおり

 

 


8月末に出会った植物の紹介です。

 

 

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センニンソウ

初秋、林緑や道端に白いベールがかぶさっていたら、本種の花の群れ。クレマチスの一種で、花弁はないが、十字の萼や雄しべが白く映える。花が終った後、雄しべの花柱が伸びる。それに白く長い毛が密生し、仙人の髭のよう。その類の根は、漢方で威霊仙と呼び、鎮痛や利尿などに使う。

 

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ノウゼンカズラ

「カズラ」はつるの意で、「ノウゼン」は漢名凌霄が語源という。大体7月ごろの時期の花ではあるが今年はまだまだ見ることができている。貝原益軒が「花上の露目にに入れば目暗になる」と記述し、現代でもなお避けられたりするが、誤解で毒はない。

 

 

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ニラの花

東南アジア地方原産。ちぎるとニラの独特の匂いがある。ネギの一種でビタミンAとカロチンを多く含み、消化を助け、風邪予防効果もある。

天ぷらにして食べることができる。

 

 

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リュウキュウボタンヅル

葉が牡丹に似ているので、ボタンヅルという名。葉柄によって他のものに絡みつきながら蔓を伸ばしていく。花は黄白色で伸びた蔓先にまとまって多く咲く。

私はとっても美しいと感じるが、雑草の類に分けられる。

 

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クチナシ

とても香りの良い人気の初夏の花だが、今年はまだまだ見ることができている。

秋に熟す実は古来より染料として利用されてきました。この実が熟して裂けないので『口無し』、転じて『クチナシ』になったと言われています。

 

 

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