自然派ショップ「コノソレナチュラルファクトリー」スタッフブログ

花おりおり

 

9月前半に対馬で観察できた植物のご紹介。

 

 

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ユッカ
リュウゼツラン科)
花は夜に咲くが,翌日以降も残り,鈴なりに積み重なる。
日本ではほとんど実はできない。原産地のアメリカで結実するのは,花を受粉させる蛾がいるからだそうです。背が高く,近づくと見上げるほどの大きさのものも。

 

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ヤブラン
(キジカシ科)
耐寒性と耐暑性に優れており丈夫なので、緑化や造園の植栽材料として幅広く用いられます。さまざまな環境への適応ができ,病害虫の被害もほとんど見られず,土質もあまり選びません。
ジャノヒゲに似ているが,ジャノヒゲは青紫の実がなり,ヤブランは黒い実がなるので区別できます。 美しさと適応能力の高さを兼ね備える性質は羨ましく感じる。


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クズ
秋の七草の一つ。大きく育った根からは葛粉がとれる。
根を干したものを生薬で葛根(かっこん)といい,発汗・解毒剤とされる。
木や植物やフェンスを大きくマントみたいに葉が覆っている。植物たちはちょっと重そう。

 

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サンゴジュ
スイカズラ科の常緑樹。夏から秋に赤く熟す実が珊瑚のように見えるため、サンゴジュと名付けられた。花は白く可愛らしい。
背が高く、木全体が赤く見えるほど立派な木だった。
なぜ鳥が食べに来ないのか、すでに来ているのか。。。ちょっと気になる。。。


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サルスベリ
ミソハギ
樹肌も花もとてもユニーク。
花弁は6枚でフリルがいっぱい。雄しべは40本前後で、そのうちの6本が長いそう。夏から秋にかけて咲く期間が長く、漢名は「百日紅」。元来の花は紅色だったが、白、桃色、紫紅色と彩りが増えた。
よく見ると長い6本の雄しべはサルのしっぽのようでちょっとかわいらしい。

 

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