8月の前半に対馬で出会った植物のご紹介です。
北アメリカ原産。
高さ2mを超える大型の多年草。葉が紅葉に似ていることに名が由来している。
花は一日花で、朝に咲いた花は夕方にはしぼむ。
夏の暑い日に次々と開花させる。
中央に伸びた雌しべの雰囲気がハイビスカスに似ている。
一日花というところもハイビスカスに似ている。


樹肌も花もユニーク。
花びらは6枚でヒラヒラのレース。夏から秋にかけて長い期間咲く。
元来の花は紅色だったが、他にも白や紫紅色と様々な色を見ることができる。
雄しべは2種類。30本くらい、爪楊枝のようにまっすぐ立っているものと、その周りをステッキみたいに曲がって囲んでいる雄しべが6本。ダンスしているみたいでかわいい😆
ハマゴウ クマツヅラ科


クマツヅラ科の低木で砂浜をはって茂る。名は葉を燃やして香煙から浜香が語源。
姿や葉がネコヤナギなどの低木のヤナギに似て、浜に生えるので、佐渡では浜柳と呼ばれるそう。
果実はカンフェンやテルピネオールなどの精油を含み、枕や香袋に詰められていたそう。
どんな香りがするのかな。。。気になる〜今度、実を探しにいかなくっちゃ〜!
香りに癒されたーい✨
オニグルミ クルミ科
落葉性の高木。
核の部分が固く、果実が大きいので、オニの名がついている。オニグルミは雌雄同株。
花は5〜6月に開花。
一際目立つ大きな実が鈴なりになっていたのを見ていたが、これがクルミだったとは😆果皮にはタンニンが含まれており、触ると手がオレンジになるとかならないとか。。。。魚毒としても利用されていたよう😅
ニホンヤマナシ


中部以南に古くから自生している梨。中国から入ってきて、栽培されていたものが野生化したものと言われています。現在の幸水や豊水などの栽培品種の多くは、この山梨が先祖とされています。
大きさは3センチ〜8センチくらいと小ぶり。食べると確かにシャリッとした梨の食感。
でも、甘味は少なく、果汁も少ない。芯の酸味を強く感じる。
対馬では「こっぽう梨」などと呼ばれている。
※「こっぽう」とは対馬の方言で頑固という意味。
「こっぽうもん(頑固者)」は対馬の焼酎の名前にもなってるよ😆
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