「蕎麦道場あがたの里」
大きな水車が目印。つなぎをいっさい使わない十割の手打ち蕎麦を食べることができる、地元で長年愛され続けているお店です。
蕎麦粉は店内のひき臼で引かれているので、引き立て打ち立ての香り豊かな対馬産の対州蕎麦をいただくことができます。
対馬に越してきて、10年以上ずっとこちらのお店で蕎麦打ちを教えていただき、大変お世話になりました。従業員のみなさんとっても親切で、大好きなお店です。
対馬は離島という条件により、現在も当時の原種に近い蕎麦が栽培されており、農林水産省より、GI(地理的表示保護制度)に登録され、国際的にブランドとして認定されています。
しかし、例年の天候不順により、対馬産の蕎麦は去年と一昨年と不作が続いており、
今年も雨続きで、作付けや成長はどうなるのでしょう。。。
先日所用でお店を訪ねる機会があり、今年の蕎麦の状況について尋ねてみると「雨続きでせっかく芽が出た蕎麦が根腐れしないか心配してるんよ〜」と話しておられました。
発芽してしばらくの蕎麦には
「どうか持ち堪えてね〜」「頑張るんだよ〜」と話しかけずにはいられません。。。
先日同じ畑の蕎麦を見に寄ると、、、元気に成長してくれていました。
ホッと一安心。今年も美味しいお蕎麦が食べれますように。
すでに花を付けているコもいました。ちょっと気が早いですね。。笑
この悪天候の中、作付けされ芽が出ているだけでも奇跡的な蕎麦。
対州蕎麦は確かな経験と技術を持たれる地元の方により守り続けられています。
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最後まで読んでくださってありがとうございました。