自然派ショップ「コノソレナチュラルファクトリー」スタッフブログ

対馬にしかいない動物 その2

7月に入ってようやくの青空!でもまた雲が・・・

スカッと晴れる日が待ち遠しいです☀

 

さて、先日オーナーから「対州馬」についてバトンを託されましたので熱く語りたいと思います!

というのも私、前職は対州馬の飼育スタッフをしていました(10年も前のことですが汗)

 

そもそも「対州馬」(たいしゅうば)というのは、日本に8種いる在来馬(道産子、木曽馬、御崎馬、野間馬、トカラ馬宮古馬、与那国馬、対州馬)の1種で、その多くは絶滅が危惧されています。対州馬も例外でなく、2020年7月現在島内頭数はたった39頭。先日ご紹介した、絶滅が危惧されているツシマヤマネコよりもずっと少ない存在なのです。

f:id:conosole:20200716111412p:plain

つぶらな瞳がまたかわいいんです

 

そんな対州馬、性格はおとなしく、人懐っこくて優しいお馬さん。

体も小柄で小学3年生くらいの身長(体高120~130センチ)です。

だけどとっても力持ち。昔から、山がちな対馬で農業や荷物の運搬など、人々の暮らしに欠かせない存在だったというのがよくわかります。

今では島内で飼っているという人はほとんどいません。

対州馬に会えるのは、先日のオーナーブログで紹介のあった、あそうベイパークや目保呂ダム馬事公園になります。

 

目保呂ダム馬事公園では、対州馬の飼育、乗馬体験(要予約)などを行っています。

見学は随時できますので(月木休園)かわいいお馬さんたちに癒されに行ってみませんか?