対馬の名所ご紹介「田の浜」
島内のツシマヤマネコの主要な生息地の一つである「田の浜」。
田の浜地区は対馬の中間地点の山間部に位置し、国有林の保護林である「御嶽」にも近接している。
そのため、ツシマヤマネコの主要な生息地からの分散先や生息を確実に拡大していく上での重要な区域。
希少鳥獣の生息地として、国の環境省より特別保護区に指定されており、ツシマヤマネコの保護活動が行われています。
田の浜地区への入り口の道路
田の浜地区で見かける標識
環境省のツシマヤマネコ生息状況等調査(H25年9月公表)によると、「対馬上島におけるツシマヤマネコの推定生息数を算出したところ、約100頭または70頭と推定されており、2000年前半から2010年前半にかけての比較では横ばいまたは一割程度の減少」となっているそうです。
減少の原因はいくつか挙げられていましたが、近年ではツシマジカの食害及び、ニホンイノシシの掘り起こしによる林内の下層植生の衰退が深刻化していることから、ツシマヤマネコのエサ(ツシマアカネズミや昆虫類)の減少が懸念されているようです。
H23年度の調査では、対馬全島におけるツシマジカの推定生息数は約33,000頭と報告されており,長崎県が定めた「ツシマジカ保護管理計画(H24年4月)では,その生息数を3,500頭に引き下げることが目標とされているようです。
田の浜にお住まいのお友達のkさんご家族も箱罠でイノシシ・シカの捕獲に取り組んでおられます。
田の浜地区は山に囲まれた本当に素敵な自然豊かな地区です。
丸っこい石が見事に積見上げられた塀の風景も大好きです。
さらに,田の浜は釣りでも人気のスポット。
先日も4,5名の方が釣っておられました。
我が家の釣りスイッチはまだまだ入りませんが。。。
何が釣れていたのかとっても気になりました。
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最後まで読んでくださってありがとうございました。