花おりおり
11月前半に対馬で出会った植物のご紹介です。
シマカンギク
近畿地方から四国、九州にかけて分布し、日当たりの良いところを好んで生えている。九州北部の海岸や島に群落が見られたことが名前の由来。
野生の菊といったところでしょうか。小ぶりで可愛らしい。寒い時期のビタミンカラーに元気をもらう。
フヨウの実(種)
夏にとっても美しい花を咲かせるフヨウ。芙蓉の名は古代中国ではハスの花に付けられていた。フヨウはハスに匹敵する美しさから木芙蓉と呼ばれていたそうです。
実(種)は5つの房がパカっと分かれている。ほわほわした綿毛に包まれていて暖かそう。
コスモス
言わずと知れた日本の秋を代表する花。秋桜。でも、ふるさとはメキシコ。信じられないくらい日本の秋に溶け込んでいる。
対馬にもたくさん集まって咲いているところがあり、とっても綺麗で感動しているあっという間に車で過ぎていってしまい、シャッターチャンスを逃してしまった。
コスモスは宇宙の意味。なんだかロマンを感じる。
ビワ
果樹では最も遅くに咲く花。薄い花弁。可愛らしい白い花が咲く。
蕾や花びらが沢山の毛に覆われていて、毛むくじゃら。
まるで防寒着を着込んでいるみたいで暖かそう。
「もう終わり頃かしら」と玄関先に飾られていたサザンカ。
サザンカは日本の特産種で、佐賀県の千石山には天然記念物の純林があるそうです。
いつもツバキと間違ってしまう。「ツバキの花が丸ごとポトっと落ちるけど、サザンカは花びらがバラバラに散って落ちるのよ」と母が教えてくれていた。
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