夕方のお忙しい時間に失礼致します。
11月後半に対馬で出会った植物のご紹介です。
晩夏から秋に、細長い葉のわきから長く伸びた花柄の先に、白い花をつける。初冬には大きくふくらんだ実が淡い緑色にふくらんでいくトゲトゲのユニークな実のフウセントウワタ。
花の名は、風船のように実がふくらみ、熟して割れると綿毛のついたタネが出てくることと、外来の意味の唐にちなんでいる。
膨らんだ実についているトゲトゲは柔らかくって痛くなかった。本当にプカプカ風船みたいで可愛らしい。
熟してできるこの黒い実がネズミのフンに見えることから命名。
花は白く梅雨の時期に咲く。
戦争中はこの実を炒ってコーヒーの代用にしていたそう。
実家にもあったネズミモチの木。小さな頃から何でネズミって名前がついているんだろう。。。と思ってたけど。。。まさかネズミのフンだったとは。
ヒイラギ
晩秋から初冬にかけて咲くヒイラギの花。
花は小さくあまり目立たないが、品の良い甘い香りがする。葉っぱの硬くてトゲトゲした印象とは異なるのだ。
実はモクセイ科でキンモクセイと同属。
葉っぱが特徴的な植物だけど、葉っぱの下に隠れてこっそり咲く花もとっても魅力的。ギャップがいいね。
月桃の実
ショウガ科の常緑多年草。
4月から7月ごろにかけて白いふっくらした花を咲かせる。
実はは整腸作用、利尿作用、鎮静作用、抗菌作用などの効果があるそう。
ポリフェノールたっぷりで、美容効果も期待できますね。
※今回の月桃は対馬の植物ではありません。月桃の葉と一緒に屋久島のお友達が送ってくれました。個人的に珍しくって覚書。
もったいなくって飲めません。春になったら撒いてみようかと思います。芽が出ますように。。。。
sさん、貴重なものを送っていただき、ありがとうございました。
アメリカキササゲ
ノウゼンカズラ科ササゲ属の植物。
花は白色で、5センチほどの筒形にたくさんの花をつけて咲く。
果実は長さ20センチから40センチ。幅1センチほどの細長い房のように垂れ下がる。
赤く色づいていて、オシャレな暖簾みたいにいっぱいぶら下がっていた。
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最後まで読んでくださってありがとうございました。