花おりおり
1月下旬に対馬で出会った植物のご紹介。
モクレン科
まだまだ蕾は硬いが毎年綺麗な花を咲かせて楽しませていただいています。
開花するとシャンデリアを逆さまにしたような花。
今はまだまだ銀色の毛皮のような暖かそうな蕾。
※実家にもモクレンがあり、実父が咲いた写真を送ってくれました↓(対馬ではなく、福岡です)
あー、、帰りたいなぁ。。。
コウバイ
白梅より渡来は遅い。
庭などで咲いている梅の木は小ぶりなものが多いようですが、こちらの木は5メートルを超えるほどの大きさ。
春の訪れを感じます♪
花も美しいが、実力も。
日本の経済の陰の役者、お札の原料の一つなんだそう。
ジンチョウゲ科の落葉低木で、三つに分かれた枝先が特徴。原産地は中国。
このミツマタは近所にありますが、咲くととっても綺麗。何本も一斉に咲いた美しいミツマタをぜひ投稿させていただきたい♪
ツバキ科
対馬には四季を通して7種類のツバキがあります。
ヒサカキ・モッコク・サカキ・ナツツバキ・ハマヒサカキ・チャノキの6種は、春から秋にかけて白い花を咲かせます。
冬のヤブツバキだけが赤色の可愛らしい花を咲かせます。種子からは椿油をとる。対馬では全島に分布しています。
【椿油の作る手順】
①種子をつぶす
山で集めて拾ってきた硬い種子を杵でつぶす石臼に入れ、粉になるまでつぶします。
②粉をふるう
粉を何度もふるって、粉と殻をきれいに分ける。
③粉を蒸す
細かくなった粉を、蒸し器にかけ約1〜2時間半ほど蒸します。
④ 蒸し終わったものを絞ると椿油の完成
蒸したもの包み入れて、圧力をかけて油を絞り、さらに石の重りを使って絞り出していく。これを用途によって何度か濾過して、できあがり。
対馬のkおじいちゃんは、子どもの頃から自家製の椿油で天ぷらをして食べておられたそうです。
対馬の方は本当に美味しいものをご存じですね♪
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最後まで読んでくださってありがとうございました。