自然派ショップ「コノソレナチュラルファクトリー」スタッフブログ

カツオの旬はいつだったかな〜?

 

 

対馬でも人気のお魚のカツオ。

先日、近所のマーケットに寄ると、半身が200円とお買い得だったので、購入。



でも、確か、お魚屋さんでよく見る時期って春じゃなかったかしら。。。?🙄とふと思い。。。かつおっていつが旬なのか、気になり調査してみることに。

皆さんはカツオの旬がいつなのかご存じでしょうか。

 

 

 

カツオの旬は年に2回

一年中美味しいカツオですが、年に2回旬が訪れるそうです。

1回目の旬は4月〜5月頃。この時期に獲れるかつおは「初鰹」「初ガツオ」。

2回目の旬は8月〜9月頃。この時期に獲れるかつおは「戻り鰹」「戻りガツオ」。と呼ばれるそうです。

 

 

カツオは17℃〜29℃の温帯〜熱帯海域を回遊する魚。

主に黒潮(太平洋)に乗って北上するルートと対馬海流日本海側)に乗って北上するルートがあります。

 

日本では特に太平洋側の海に広く分布しています。

暖かい海水を好む鰹は、春先から太平洋の黒潮の流れに乗って九州南部の海から徐々に北上し始め、本州南部、三陸沖あたりまで移動を続けていく、季節性の回遊魚です。

 

その後、三陸沖あたりで黒潮親潮がぶつかり、Uターンして親潮に乗って南下し始め、黒潮の流れに逆らうようにしてさらに南下を続けます。

これが太平洋側に生息するカツオの回遊ルートです。

 

 

 

初ガツオの特徴は?

たくさんの餌を食べることによって身に脂がたっぷりと乗る「戻り鰹」に対し、餌場に向かって北上していく初ガツオは、脂が少なめであっさりとフレッシュな味わいが特徴。

身の色は鮮やかな赤色で、身が引き締まっているため弾力があり、ぷりっとした食感です。

 

 

戻りガツオの特徴は?

場所にもよりますが、8月から9月にかけて獲れるものを戻りガツオといいます。

戻りガツオは、えさをたっぷり食べていて、栄養を蓄えており、低い海水温の影響から脂がのっていて濃厚な味わいです。マグロのトロのような味わいを楽しめることから「トロガツオ」や「脂カツオ」とも呼ばれています。

 

 

特に対馬の天然の戻りガツオは最高級品なんだそう。

「スマカツオ」や「ヤイト」と呼ばれており、全身トロとも言われるほど美味と称されるほどです。

初めて食べた時はその美味しさにほっぺたが落ちるほどでした🤤

 

 

今回いただいた鰹はまだまだ小ぶりですが、「戻りガツオ」のはしりかなぁ〜

ちょっとピンボケ〜

すでに脂がのってきてて、美味しくいただきました〜🤤

これから秋に向けて対馬のカツオもどんどん美味しくなっていくのが楽しみです❣️

 

 

そして、上対馬の地区は今日から夏の時期の磯の口開け※です。

サザエなどの海産物がたくさん獲れますように♪

 

 

※「磯の口開け」・・・解禁日明けを指す言葉。磯場や水産物を保護する目的で、禁漁期が定められている場合に解禁となる日のことを言います。

 

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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。